真田ピロシキ

シン・ジョーズの真田ピロシキのレビュー・感想・評価

シン・ジョーズ(2016年製作の映画)
2.4
カルディで買ったドイツの猫ラベルワインが美味しくてほろ酔い気分でクソサメ映画鑑賞。シン・ゴジラとは言うまでもなく関係ありません。開始2分で放射能の危機を語っていてどちらかというと初代ゴジラ寄り。直接的なシーンを描かずに出演者の演技でサメの襲撃を描いているのは昔ながらのモンスター映画をオマージュしてると言えるのかなー?どうかな?

サメは赤い尾びれが映るばかりでほとんど出てきません。全身が映った所でPS2のような解像度なのでちっともありがたくない。2010年代後半の映画であることをアピールするためによく映されるドローン。もしかしたらこの映画はドローンのプロモーションムービーなのかもしれない。YouTuberやSNS風演出でも現代性をアピールするので30年後くらいに2010年代ブームが来た頃にはウケてる可能性ありです。悲しいことに今の時代に見てもそれらはダサい。ここぞという所で何度も外すのもタルすぎる。そういうのは1回限りじゃないと。

真っ当な量産型クソサメ映画ですが、本作の価値を上げてるのは主演のレイチェル・ブルック・スミスさん。ダンサーを兼業してる人のようでアスリート的な引き締まった体が格好良い。ガッチリした肩周りなんて惚れるね。こんな映画に出てるのがもったいない。タランティーノに起用されて欲しい。タランティーノ好きでしょ?こういう女の人。