アンナ

夜明けの街でのアンナのレビュー・感想・評価

夜明けの街で(2011年製作の映画)
3.2
岸谷五朗と深キョンの年齢差とビジュアルギャップに、生々しさ・リアリティを感じ鑑賞。

「不倫をするやつは馬鹿だと思っていた」と言っていたわりに、
深キョンの術中にハマるの早すぎません!?と思ったり、
ツッコミどころ満載。
深キョンにのめり込んでいく岸谷さんが
滑稽で、特にゲレンデのシーンは、
若い視聴者からしたら「おじさん、キモぃ…」と思うかも。
あんなに追われたら、女性は引いちゃうかも…(不倫してる女性からしたら嬉しいのかな…)

妻役の木村多江さんは、表情の作り方、セリフが自然。
終盤の「サンタ潰し」は、
ゾワッとした恐ろしさが心に迫ってきた。

客観的に「不倫」という状態を捉えたら、
実際は男と女の大人のおままごとみたいなことなんだろうなと感じた作品でした。
アンナ

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