花の絵

ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラの花の絵のレビュー・感想・評価

3.5
アイリーン・グレイをこの映画で知った。
「名作家具」と呼ばれているものが次々に生まれていた時代に、売れっ子だったらしい。
自分自身、日々ものづくりに携わる身として、尊敬や共感ができることが多く、彼女のことをもっと知りたくなった。

第二次世界大戦前後の時代の流れと、カップマルタンの空気感を味わえたのも良きでした。

観た後、題名に「コルビュジエ」が入っていることに違和感を感じたけれど、私のようにアイリーン・グレイを知らない人にとっては彼女を知るきっかけになる作品だったのではないかと思う。
コルビュジエの描き方に偏りがありすぎる気がするけど、どうなんだろう。
花の絵

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