加藤木真吾

ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれたの加藤木真吾のネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

パトリオットデイを以前鑑賞していたので、U-NEXTでしか配信になっていないこちらをば。
詳細はパトリオットデイの時にも書いたので省略しますが、むかーしからある競技の中でもオリンピックに次いで2位らしいですボストンマラソン。そのくらい歴史のあるマラソン大会の最中に起きた爆弾によるテロ事件。そこに偶然居合わせた、コストコでチキンを焼く仕事をしている主人公と、その周りの人間との関係を描いた実際にあった話。人間味溢れまくりでした。特に主人公はもう時間にルーズで嘘もつくようなしょーもない人間だけど、逆に親近感というか。人間みんなこんなもんよねって思うくらい滑稽な人間像。ヒロインも時折り感情を爆発させたりまた、母親や親族周りの人間性もが妙にリアルに描かれてて最期まで記憶を保ったまま観られました笑
異様に酔って車で暴走するシーンがドキドキしちゃって手に汗握っちゃいました。
テロにより体の一部を失っても、側にいてくれる人や、助けてくれる人がいる幸せってものをよーく噛み締めて生きていくのが正解ですね。迷惑をかけないように生きるのではなく、迷惑は必ずかけるのだから、相手を許す人間になりたいと思いました!良い作品!