リーアム兄さん

ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれたのリーアム兄さんのレビュー・感想・評価

3.5
パトリオットデイでは犯人捜査をメインに描き、今回は生存しボストンの希望となった青年を描く。オプラウィンフリー、スポーツ業界、メディアの話題づくりに利用される普通の一般市民が英雄視される。ジェイク演じるボストン市民は楽観的であり、低学歴な人格が出来上がっていない、普通だったらスポットライトの当たらない典型的なワーキングクラス。足を失い、大切な人、新しく授かった命全てを失いかけ、徐々に変わっていくお涙頂戴イニシエーションストーリーであった。メディアに特集され急に有名になった人々は決して特別な存在ではなく、普通の人間であることを実感した。最後エンドロールにモデルになった2人が出てきたけど、今回の映画と印象が異なり、ホワイトカラー職なイメージじであったことから、ジェイクの演技用に脚色されたキャラクターであったのだと思う。それなりに楽しめる映画でした。俳優賞狙いに来ました的なショットに注目して観てみてください。