狂気を孕んだ人物を演じる事が多いイメージのジェイク・ギレンホール。
今回はごく一般の、割としょうもないヤツの役。
2013年に起きたボストンマラソンでの爆弾テロ事件。ニュース自体はさすがに覚えてるけど、被害に遭った人々のその後については何も知らなかった。
理不尽な暴力に晒されただけの一般市民である自分を勝手に英雄として扱う周囲への違和感が、観る者にも生々しく伝わるジェイクの演技はさすが。
実話だけあって、主人公が立ち直るための動機付けも説得力がある。
実話とは信じられないような物語性もあるのだけど、その辺の調和が取れていたと思う。
コストコはこの映画で高感度上げただろうなぁ〜。
しかし店舗マネージャー(?)のおじさん、通常業務もありつつ病院に通ってたのかと思うと中間管理職の辛さを感じるよね。
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