猫

ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれたの猫のレビュー・感想・評価

3.6
実は主人公より
終わりの方に出てくるカルロスの話が一番胸にこたえた。

人はどうしてヒーローを作りたがるのか?
彼が目撃していなければ…?
もっと地味に
strongerになれたんじゃないか?と、思った。

人は苦難に出会い、どうにも解決し難くなると、誰かのせいにしてしまいがちだ。
逃げたい…
でも、批判しようが、悪態つこうが
誰かが自分になり代わってくれる訳じゃない。

受け入れ、受け止める迄に
時間だってかかるさ…
…しっかり者の彼女で良かったね。

この映画
ホント言うと、観ていてとても居心地が悪かった。
何かと言うと大人数で集まり
意見する、家族の集団にゾッとしたし
少しは、ほっといてあげなよ、って思った。
不幸に遇ったことで有名人になったのに
その不幸を忘れて、調子にのってる
彼の母親にもウンザリした。

ただ
自分(彼)が意図しないところで、
誰かの支えや助けになっている(なりうる)という事実を見たとき
居心地の悪さが消えた。
人と人との関係も悪くないじゃん。
ヒーローがいるのも悪くないじゃん。

そして、
人は自分自身のためだけではなく、誰かのために強くなれるんだ、ってこと。

生き抜け、関わりあれ、とエールしたい。

 2018.5.18 TOHO シネマズ名古屋ベイシティにて鑑賞