ボストンマラソンのテロの時にテロに巻き込まれて両足を切断することになった男性の話。パトリオット・デイと対で見ると、色んなことを思える作品。
犯人逮捕の決め手になったということで、ボストン・ストロングの象徴とされたけど、本当の苦労はそこからだった。っていう話ですね。
英雄とは言われていますが、普通の人なんだと思います。信念とかそういうものを持って生きてる人じゃないから、普通に迷ったり、人生に嫌になったり、遊んだりと、清廉な人物としては描かれてません。恋人に対する態度とかも酷いなぁって思うところもあります。でも、普通の人だから勇気や希望を与えられるってこともあるんでしょうね。両足切断って、想像するだけでも辛いです。英雄って言われても嬉しくないです。英雄になれるって言われても、足を失うくらいなら普通でいいって思います。でも、彼にとってはそれが人生になってしまったわけで。そこから少しずつ自分の人生を見つめて行く話なんでしょうね。