Yuko

ブラックボード 戦火を生きて/戦場のブラックボードのYukoのレビュー・感想・評価

4.0
期待以上の作品だった。ドイツの侵略が、第一次大戦の記憶がまだ生々しく残っていた時期に起きたことが、随所でさりげなく触れられていた。両大戦のつながりは、日本人にはあまり意識されないけれど、ヨーロッパの、特に戦場となった国の人々にとっては、重い意味を持つことを、改めて思う。
あの農村にかつてスコットランドの兵士が来ていたというのは実話なんだろうか。
ただいくつか疑問が。主人公の息子はなぜフランス語がペラペラなのか。ベルギー人ならフランス語とオランダ語。ベルギーのドイツ語圏なのか?
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