しろくま

MEG ザ・モンスターのしろくまのレビュー・感想・評価

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)
3.3
《何か接近している》
〝位置は0-8-0。かなりデカい。そして速い〟〝戻って来たぞ。真上だ。真上にいる〟〝まずい。操作できない。システムがダウンしている〟〝ローリーどうした?オリジン号、聞こえるか?〟

サメ映画と言えば、何といってスピルバーグ監督の〝ジョーズ〟だよね。サメとの戦いは激熱で迫力満点。何かが迫ってきている雰囲気を音楽にしたジョン・ウィリアムズさんも凄いよね。

あれから、時は流れ〝ジョーズ〟を超えるサメ映画が帰って来た。タイトルのMEGは巨大ザメのメガロドン(通称MEG)からきているけど、メガロドンと呼ばれるだけあって、大きさはメガトン級。そのサメが体当たりをしたり、噛みついてきたりして、迫力あるシーンの連続。

その超ド級のサメに戦いを挑むのは我らのジェイソン・ステイサム兄貴。裏社会との悪党たちとの戦いで耐えたマッスルボディと戦闘スキルを発揮して挑むのだが…。かつて仲間を助けることができなかったトラウマを抱えていて大変そう。

連絡体制も十分じゃなくて、周辺に危ないことを知らせていたら被害を最小限に食い止めることができたのにって思わないではないが、多くの人々でにぎわうビーチに突如サメが現れて、海水浴客が逃げ惑うシーンはなくてはならないよね。ワンちゃんも犬かきでちょこまか逃げているのが可愛くて…。

どうやってサメを退治したかはナイショ。バシャバシャとミストがかかる4DXで観とけばよかったと後悔しちゃう映画だね。DVDには特典としてメイキング映像とスタッフのインタビューがついているのでお勧め。

視聴メモ:2024.07.10/087/図書館DVD(吹替)
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