吉田ジャスティスカツヲ

MEG ザ・モンスターの吉田ジャスティスカツヲのレビュー・感想・評価

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)
4.7
サメ🦈映画と、中国資本映画と、
【ステイサムを混ぜて、その最大公約数を出してみたらスコア4.7なMEGザ・モンスター】が算出されました。
ウソじゃありません。
ちゃんと電卓で計算してみてくださいよ。

具体例はココに書きませんが、いまや世界中でやり尽くされて【ベクトルがどっかに逝ってしまったサメ映画部門】を、今一度とにかくわかりやすいエンタメ大作に引き戻そうとした製作陣の姿勢に、まず好感が持てましょう❤️

ジョーズの流儀を踏まえ、よりダイナミックなアクションを展開させた意気込みを買います‼︎

海底から海洋研究所、ビーチへと広がるパニックの舞台。
その段階、段階での撃退作戦がスリリングで【ツッコミどころはあるものの】最後までドキドキさせてくれます。

なおかつ“怪物vsハゲマッチョ”という最近のモンスター大作の潮流を踏まえたつくりなのです。

そう‼︎
ステイサムだからこそクライマックスの荒技にも説得力が宿るし、痛快さも生まれるんです‼︎

作戦ですか?いつものですよ。
【ヤツが個で無茶してなんとかする映画ですけど⁉︎】何か問題でも⁉︎
とにかくもう、もう…とにかくステイサムでよかった。

アクション場面のアングルやカット割り、編集が意外なほど(失礼)上出来で、決して観客が混乱する状況にはなりません。
また舞台のほとんどが水中や水上なのに、全編通して画がとても明るく美しく、遠近感がとても大事な映画なので3D版が結構オススメです。




❇︎私の観た上映会での客層は主婦のお一人様、女子高生のお一人様、女子高生二人組のうち一人は確実に連れてこられた娘etc.
つまり何か強い意志を持って馳せ参じた女性が多いように思えました。

そんなにステイサムに抱かれたいのでしょうか?