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MEG ザ・モンスターのrollinのネタバレレビュー・内容・結末

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

中国巨大資本という名のメガロドンに飲み込まれて行くステイサムを憐れむ映画。でも嫌いじゃない。

まずこの映画、前半40分は目をつむっていて良い。何言ってるか分からんやろうけどマジだ。
メガロドンに蹂躙されるまでもなく既に悲惨な脚本。画面に出ずっぱりな中華ド整形ウーマン(主役)がもたらす違和感と気味の悪さ。それと引き換えにひたすらブサイクに撮られるルビー・ローズ。絶望的な音楽センス。
海洋施設や潜水艇を筆頭に、あらゆるデザインがおクソあそばせており、そんな物を目に入れるのならば、小一時間仮眠をとって日頃の疲れを癒す方がよほど有意義なのでがんす。

(_ _).。o○スヤスヤ




(40分後)

さあ、戦いはこれからだ!!

上述したおクソポイントなど全て承知の上、とでも言わんばかりのメガロドンの勇姿!海水浴場で無様に洗われるバブリーな芋アジア人フルボッコの溜飲下げ!
ステイサムを筆頭に、登場人物全員が実はダチョウ倶楽部だったという衝撃!!いいか!もう絶対海に落ちるなよ!絶対だぞッ!!

後半から映画はどんどん面白くなる。何故なら映画自身が「すんまへんッ!ワイのジャンル、コメディでしたわ!」と認めたからである。

安定の午後ロー行き案件。
マジでメガロドン登場シーンのアガりようには文句のつけどころがない。怪獣惑星と違ってちゃんと劇中で大きさの比較が出来るのもよく分かってるね。
とにかく友達とワイワイツッコミながら観るのが本作の健全な鑑賞態度なのでおじゃる。
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