薄い期待をしていたのですが、想像を越えてすげえ楽しませてくれる映画でした！！
まずポスターがいいですよねー、現在に蘇るジョーズみたいな、あのジョーズのポスターを上のアングルから捉えたみたいな！気が利いてるし、単純に嬉しいですよね！！
正直、野暮なツッコミをしようとしたら止まらないというか、そりゃそうなるよー！みたいなシーンとか、ほんのちょっと嫌な奴にはわざわざ殺られる為の別シーンを用意したりさ
目の前で船が3隻沈められてるのに自分たちの船は大丈夫だと思う楽観的なクルーとか、1人で泳いでればサメに見つからないという、とんでも理論とか、緊迫するシーンなのに思わず笑っちゃいもしました。
何年も何億ドルもかけてようやく辿り着いた海底の向こう側に軽自動車みたいな船でバンバンいっちゃったり、ステイサムなんて私服で行ってますしね、ハードロックに対するニルヴァーナみたいな！！
でも、そういう所も魅力というか少なくともこの映画の中では強引に説得させてしまう位にグイグイだったんで、それも楽しかったです。
しっかり鮫を見せてくれる所も嬉しいし、勝ち方も良かった！！
ビーチとサメのシーンは最高だったし、もっとやってくれ！とすら思いました。
ラストのこの映画で1番可愛い役をやってるピピンの姿には感激もしちゃいました！！
ただ、絶望的につまらない所もあってヒロインとその家族の話が本当にまるまる要らないというか
中盤はテンポがいい魅力も有るのに、いちいちブレーキを踏むもんだから、イラッとすらしました。
この家族の話、全然鮫と絡んでも来ないし、話を動かしたりもしないんですよね。
凄い抽象的で感動的な空気だけを纏ってて、早く食べられれば良いのにって思ってみてました。
