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MEG ザ・モンスターのVarietyElementのレビュー・感想・評価

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)
1.0
夕ご飯食いながらの鑑賞で問題なし!予告に上手く騙されたかな…ペラもののビジュアルや予告動画も上手くできてたよね。本編見たら"えっ?"っていう去年から気になってた分久しぶりに大きく期待を裏切られる作品でした…。

まず事故で亡くなってしまう件で、日本人役がはなから遺書を書いたり何で逃げない演出をするのか理由が分からんし、その後も別の人が襲われるシーンでも同じ演出…両方のシーンでどちらもクサくダサい…。それでまた親子愛のシーンを急に差し込んだり…はぁ〜?な巨大ザメも間の悪さに興醒めする映像の連続…。
そんでステイサムの元妻と中国人の母親の立ち位置が物語の中でよく分からんのよ…


全体的に"中国"を全面に押し出してるだけで意味があればイイんだけど、全く首をひねるような感想しかなかった。サメが暴れまわる"パックンチョ"なシーンとかもCG演出の古さを感じ、全然怖さも伝わらない。
最後にステイサムがサメちゃんモンスターをやっつける部分はマジで苦笑い…今まで四苦八苦したの何だったの〜?であった…

これ観て思ったのは、大昔の作品なのに「ジョーズ」はホントに素晴らしかったのだと改めて思う。ジョーズの背ビレだけ見せるやJ・ウィリアムスのBGMのように"全体で"観る者を惹きつける細かな"ワザ"が必要。「ディープブルー」も少し昔だけどいい印象だったかな。

サメのデカさ獰猛さ・CG・過剰なパニック演出=観衆を釘付けにする訳じゃない事を改めて思う。
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