このレビューはネタバレを含みます
我らがアクション俳優、ジェイソン・ステイサムが巨大ザメと戦う!!
…もうこれだけでオチてますよねこれ。
細かい事柄は一切抜き、頭空っぽにして見れるB級映画としての醍醐味を地で行く全体構成のおかげで、ストレスフリーで鑑賞出来ました。
敢えて言うなれば、全年齢映画だからなのかサメによる人間への捕食行為が水飛沫でほとんど隠れてしまっていたり…といった、グロ・ゴア描写がかなりオブラートに包まれているのが物足りないですね。
サメ映画というとそれ相応のグロ・ゴアがあってなんぼと思ってるので、それらが抑え気味なのはちょっと残念です。
逆に言えば、グロ・ゴアが苦手な人でも気軽に見れるサメ映画として機能しているとも言えるのですが。
とりあえず、ジェイソン・ステイサムファンは必見の映画です。
先程も言いましたが、長いキャリアを積む人気アクション俳優が巨大ザメと戦う、という企画の時点でこの映画の方向性と、「この映画はそういう醍醐味を味わうものだ」と感覚的に察知出来る事から、変に身構える事無く鑑賞出来る、単純明快な楽しみ方が出来ます。
水族館、海水浴と夏真っ盛りの今だからこそのイベントが目白押しな現在。
本作を鑑賞して涼んでみるのも一興では?
