いとJ

すべての政府は嘘をつくのいとJのレビュー・感想・評価

すべての政府は嘘をつく(2016年製作の映画)
3.0
最近の日本の政治ニュースは加計学園で持ちきりですね。いったいいつになったら収拾つけてくれるのでしょうか……。

本作の原題である、"All governments lie"と発言したのはI. F. ストーンというアメリカのジャーナリストだそうです。日本ではあまり有名じゃないように思いますが(ぼくもこの映画を観て初めて知りました)、本国では政治に屈しない"代替メディア"をつくりあげたさきがけの人物として、現代の多くのフリージャーナリストたちがあこがれる存在みたいですね。

2017年の「報道の自由度ランキング」において、日本はG7中最下位の72位でした。たしかに、テレビ・新聞のニュースは基本的に何らかのバイアスがかかっているように思われますし、信頼をおけるフリーのジャーナリストというのもあまりいないかもしれません。バイアスかけ放題のアメリカもどうかとは思いますが……。

加計学園や森友学園なんかより、もっと話し合うべき内容があるような気がするんですけどね……実は、報道されないだけで勝手に取り組んでいる、なんてこともありそうですが。
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