自分は「ライ麦畑の反逆児」→「キャッチャー・イン・ザ・ライ」(村上春樹訳)→そして本作の順番。
原作を読んだ時には、正直面白さを感じることができずに、ホールデンに対しただイライラさせられたのみだった。
本作はサリンジャーに感銘を受けた少年の物語ということで、はっきり言って期待はせずに鑑賞…。
予想以上に面白かった。
勝因はジェイミーを成長させたガールフレンドのディーディーと、兄ジェリーの存在であろう。
そして「ライ麦畑」の舞台版なら見てみたいと思うことができた。
あまり面白いとは思わなかったのに気になって見てしまう…。
実はこれがサリンジャーの凄いところなのかな…