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母のyのネタバレレビュー・内容・結末

(1926年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

プドフキンで一番有名かな?とりあえず、父の顔が怖すぎる。
ろくでなしに利用されて死んだ父を丁寧に描くのが好きなところ。ただただどこか遠くを見つめる母の目と、それに触発されるように高まる息子の激情。これはつらい。この映画に『母』と付けるプドフキン、好きだなぁ。法的劇×脱獄劇と早い展開で物語は進む。判決が出る瞬間の母の顔が忘れられない。正義とは。随所にインサートされる水流や氷の渦、ロシア映画らしくてとても良い。旗を持ち立ち尽くす姿もまた神々しい。
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