1.ハンマー
会話のテンポが良すぎてほぼ漫才。むしろ漫才過ぎて違和感。
東京03のコントを、ブルーハーツの曲テーマの映画で観たいか?
否。
最後の机のシーンもイマイチカタルシスを感じず。
歌の当てぶり場面を唐突に入れるより、その歌をBGMで流しながら机を…の方がカタルシスを得られたのではないのか?
2.人にやさしく
タイトル落ちなのは良いアイデアだが。
画面が暗過ぎてよくわからない。
そしてこのエピソードもまた、歌のカタルシスが得られない…
下山天は嫌いではないのでもっと頑張って欲しい。
3.ラブレター
何故便器?
シザーハンズ含めて全然笑えない…
酷い。。
でも歌のカタルシスは前半3作では一番ある。
4.少年の歌
これも歌のカタルシスはある。
内容は普通。
にしても最後の方まで優香だと分からなかったよ!
新井浩史も同様。
顔のアップないのはわざと?
もったいないと思うが。
5.情熱の薔薇
永瀬正敏は自意識が高過ぎて、こういう短編とかだとほぼ間違いなく永瀬正敏のプロモーションビデオと化すだろうなあと思っていたら案の定、その通りだった(笑)
まあ確かに映像は美しいけど、意味があるのか無いのかもよくわからないし、曲ともあまり合っているとは思えない。
6.1001のバイオリン
この作品が一番まともな出来。
三浦貴大を見直した。
小池栄子と豊悦はいつも通り安定。
震災原発を描いた映画では一番良かった!
でも一番良かったのは、本編でない、最後の青空だよ…
6本もあって、ブルーハーツの歌を中心に持ってくる映画が1本も無いて、どういうこと?
ほぼ全作品、ブルーハーツである意味が無かったよ?
監督たちにブルーハーツに対する思い入れを感じないんやけど…
本当にブルーハーツが大好きで、それにまつわる映画が撮りたくてたまらない、という熱量、温度を感じないよ。残念でした。
クラウドファンディングした人たちはこの作品に満足したのだろうか?