アイアンクロス ヒトラー親衛隊《SS》装甲師団の作品情報・感想・評価

「アイアンクロス ヒトラー親衛隊《SS》装甲師団」に投稿された感想・評価

hiro

hiroの感想・評価

3.0
自然の描写がすごく綺麗やった。ドローン使ってるのかな。
ただ戦争の捉え方にはかなり疑問を感じた。「歴史は勝者が作る」「誰が悪いのかは勝者が語ることができる」「敵軍の犯罪を暴き、自分の罪を隠せる」みたいな言葉はちょっと気持ち悪い。しかもイタリアという枢軸国だった国で作られた映画なわけで。
1943年から終戦までをナチスSS装甲師団の伍長の視線から画く壮大な叙事詩的戦争映画!いや、壮大な(雰囲気だけ出した)叙事詩的(と見ることもできなくはない)戦争映画だ、、笑

アレッサンドロ・ペペて人が監督、脚本、製作、編集、音楽までやってるらしい。
自分の思想信条の表明なのか?コスパ的な判断で自分だけでこんなに頑張ったのか判断に迷う残念な仕上り、、

映画の主旨は、まあ、ナチスは極悪非道な集団と言われてるけど、中には純粋に祖国や愛する人のために戦ってた人達もいたんですよ、ってやつ。
小林よしのりの戦争論とか百田の永遠の0的なあれ笑

なので当然ナチに対する視線は暖かなんだよ。そーゆー意味で狂った帝国上層部に振り回される前線の伍長を主人公にしたのは正解だと思う。

でも、正解なのはこれだけ。後はマジでお粗末なもんだったよ。

一歩間違えば歴史修正主義に繋がりかねない内容で、ファシズムや国家主義的なもんが好きな人達の琴線を揺さぶり、金銭を落とさせることを狙った映画があってもいいとは思うんだけど、この映画がダメなのはそーゆー人達すら退屈で観るのが苦痛なほどひどい出来ってこと笑

スケールだけはやたらデカイから色んな戦場のシーンがあるんだけど、それが全部つまらない、てか、いい加減すぎ。
人が確保できないからって、前の戦いで殺られた敵兵の人が違う戦場でうぉーって襲ってくるのはアウトだろ笑
使い回すならどっちかのシーンで顔隠すとか工夫しろよ、、
そして戦闘シーン、多くても5人づつぐらいで短い距離で撃ち合ってるだけだからサバゲーの動画見てるみたいなんだよ、、カメラワークて概念を忘れてるかのような素人っぽい画もサバゲー感に拍車をかけてる😂

そんなちゃちい戦闘シーンの合間合間に主人公の妙に哲学的で感傷的な独白が入ってきて、これでもかとばかりにナチもいい人がいるのよって方向に誘導してくるんだけど、延々これの繰り返しでナチに対してどーゆースタンス取ってようが退屈だって気持ちにしかならない構造になってる、、
戦争はこの映画を見ることのように虚しいものなんだと感じさせたい、アレッサンドロ・ペペの隠された真意があるのかも?とかあり得ないと分かっていても、そんなことでも考えてないと付き合い切れない映画だったんだよ😂

あと、音楽。これもアレッサンドロ・ペペなんだけど、このスコアはそんなに悪くなかったかな。クラシック・ベースで感傷や悲哀や誘うベタッベタなのばっかりだったけどプロっぽい完成度だと思った。
ペペは本業、音楽家かな?まあ、そんな興味ないけど😔

バッキバキにナチが好きな人なら少しは楽しめるのかな?この映画?
ネオナチの感想が気になるな?、でも、ネオナチの文章なんか読みたくないから
どーでもいいや😂
電気羊

電気羊の感想・評価

3.0
アレッサンドロ・ペペが一人三役で監督、脚本、音楽を手掛けた作品。前半のハードな銃撃戦から一転。後半は主人公が親衛隊でありながらユダヤ人虐殺への嫌悪感や、勝ち目のない戦場から逃げ出すために、兵隊を最前線へ送り出す指揮官への不信感に苛まれる。ラストは案の定、犬死。なんかねー監督が自分の音楽を、後半の物悲しい映像に使いたかっただけじゃないのかという気もせんでもない。
みなさんの装備が新品くさく、しかも安っぽいので、全くリアリティがない。
ミドル

ミドルの感想・評価

3.0
戦争がテーマだが、静かな映画。
語りがメインで、映像が後からついてくるよう。
何かに突出した人にスポットを当てるのではなく、その他大勢に属する人々の心情を描いている。
主人公のような思いを抱きながら、戦闘をしていた人は多勢いたんだろうな…
mamo

mamoの感想・評価

2.5
タイトル(邦題)と内容の差が激しいw
このタイトルでアクション寄りじゃないってのは明らかにターゲット外してそう。
まぁ、内容は親衛隊視点てのは今までなかったので新鮮で良かったけど、ちょっとダラダラ長く感じた。
え、生きてた⁉
ダイナ

ダイナの感想・評価

3.5
終戦間近のドイツを描いた映画。
親衛隊(ナチス)側の兵士の話。

ドイツの話だけどイタリアで
作ってるんだよね。

主人公のモノローグがよかったな。
自分たちが何のために戦っているのか。
主人公の葛藤に注目して観る作品。
激しい戦争ものではない。
主人公が所属する第1SS装甲師団=通称号”ライプシュタンダーテ・SS・アドルフ・ヒトラー”が、その通称通り総統のご意向のままに転戦を繰り返すという物語。激戦地での戦闘が激戦に見えないのが玉に瑕ながら、心酔の対象が徐々に信じられなくなっていくという変化がジワる一作。
しかしながら、少々詩的に過ぎる気が。云いたいコトはよく判るんだけど、このノリで2時間弱は忍耐を試された。
おぎの

おぎのの感想・評価

3.0
記録
とても重い内容。でも心に残る作品
はま

はまの感想・評価

2.9
タイトルに「ヒトラー」が入ってたのd

「ナチス親衛隊伍長が戦争を経て、次第に自身の行いや自国の信条に不信感を抱いていく」というあらすじ…
イタリア製作の映画ながら、描かれるのはドイツ軍側からだし、ドイツ軍の内情だし。

そんな内容を知ってしまっては観るしかないと思い録画してみましたが、思ってたのとは違ってたなぁ〜〜。

「言いたいことはわかる!」

この一言に尽きる…。
他の戦争映画やこれまでの歴史の流れから、ドイツに対する国を挙げての敵意?悪意?のようなものは表立ってはなくても確実に残ってはいると思う。
(いろんな映画で敵として描かれてるし)

今作はその歴史に対して「ドイツ国民みんながそんな悪者じゃないんだよ!強いられてただけだったり抗ってた人もいるんだよ!悪いのは一握りの上層部!」って声を取り上げてる感じ。
そう、言いたいことはわかる!

おまけにめちゃくちゃ心に残る言葉もありました。
「勝者が敗者の悪事を伝え、自身の悪事は闇に葬る」
確かに散々言われている「歴史は勝者の目線」に対するこの言葉はめっちゃわかる!

ただ〜〜〜〜この映画自体の描き方が好きじゃない〜〜←
言いたいこと伝えたいことは素晴らしくても、映画として面白いかどうかは別だから…。
上述の通り主題はハッキリしてるけど、あまりにもそれだけすぎだし、ちょっと綺麗事だし。

あと全体的にドキュメントチックな映像に感じるのに、戦闘シーンの描写がなんだか微妙… 低予算なのかなんなのか。銃弾のエフェクトが後付けすぎるよ!


テーマがテーマなだけに批判しづらい作品だけど、あんまりオススメはしない。
良いところもあるけど、面白くはないかな…。
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