あさのひかり

生と死と、その間にあるもののあさのひかりのレビュー・感想・評価

3.9
もっと暗くて重たい系?とも思ってたのだけど。切ない二組の恋人達のストーリーが、思いがけないかたちでつながっていて、 きれいにまとまった素敵な映画だった。確かに内容やテーマに暗さや重さはあるけれど、それに反して意外にあっさりと観ることができた。観終わった後の余韻も優しく、美しい。

彼ら彼女らの恋愛を描きながら、背景にあるインド社会の貧困だとかカーストだとか女性への偏見だとか、そういうのを浮かび上がらせるのもなかなかうまく描かれてるのだけど。この映画だと、インド警察がひどすきて何よりそこがいちばん嫌だったかな。
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