あのロマンチックなゴーストとは、かなり違っていました!
ビジュアルはかなり近いものの、オバQでもありません。
こちらは山岸凉子的な、根深い執着や、
理屈では説明できない次元転移をふくむオハナシ。
人間の想いの深さと
永続できない哀しみ
通り過ぎてゆく時刻の無常など
もどかしいまでに
無力であり
不可思議な存在であるヒトについて
しずかに
時として停止してしまったかのように
フィルムに焼き付けているようでした。
胸の底に凝固した涙が
ふたたび融けて
あらたな涙として流れてゆく
ひたすら悲しい循環系映画。
✨✨👻✨👻✨👻✨👻✨👻✨✨
理不尽に、ゴーストに脅かされる母子が気の毒!
彼女を見守るというキャッチコピーは間違い。
彼は自分が何に囚われているかわかっていないし、意図しているのではないと思う。
想いが時を超えるなら、優しい意思だけが伝わってほしい!
パンドラの箱に残った希望のように…