元空手部

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリーの元空手部のレビュー・感想・評価

4.5
ただし、要再見
黒人のボスに違和感を抱き、英語を話せない移民の親子を排斥する、レイシストな幽霊という、画期的な主役のお話
舞台の転換に次ぐ転換は、秩序とスペクタルを兼ね揃えて、もはや文明史で、同時に無情ですらあり、あの朽ち果てていく女の子の九相図のようなドライさ等、仏教的だった
メッセージ書いた紙を隙間から取り出そうとする描写は性的で、愛というよりも肉欲に近い欲望から解き放たれるラストは、解脱と呼ぶべきで、この辺りも仏教的
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