今年一発目の劇場鑑賞作品!
うーん 切ない……。
大手を振って人にオススメはしないけど、かなり好きな映画でした。
前半は淡々と静かで、長いので、めちゃくちゃ眠かったです。
タルト食うとこ体感30分ですよ!
会場から舌打ちが聞こえましたから。
でも、時間の旅が始まってからというもの、グイグイと引き込まれました。
場所は変わってないのに、壮大でスペクタクル。
それ故 浮き立つ物悲しさがたまらなく切なかったです。
カットバックで何十年、何百年をトリップするサッパリとした切り口の暴力性たるや。
シネマカリテの入り口に展示してあったシーツのゴーストの人形が、鑑賞前と、鑑賞後で、全く印象が違って見えました。
本編中 もっともセリフが多いパーティ会場での、おっちゃんの演説。
すごくグッときました。色々考えちゃうよなぁ〜。
そんな作品テーマそのもののような演説を越えて、さらなる旅をした先に待ち受けるラスト。
理屈とか、腑に落ちたとかするよりも先に感動してしまい、未だに整理はついていません。
もう一回観たくなりました。
音楽も良かったなぁ〜サントラほしい。