A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリーの作品情報・感想・評価・動画配信

「A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー」に投稿された感想・評価

Haru

Haruの感想・評価

3.7
ケイシーアフレックの贅沢使いwithシーツ
最後なんて書かれてたのか気になりすぎるんですが
また衝撃的な映画を見てしまった…
今作が上映してる時、話題になってたので気にはなっていたのだが、まんま見た目幽霊で怖いので見てなかった。

意を決して見たが、これは怖くない。むしろ切ない、苦しい。締め付けられる。

ロングショットが多く、セリフはとても少なく、カメラワークで語るスタイルの作品。
まるで詩を読んでいるような気持ちになる。
劇中の歌やクラシック音楽が効果的で、これもまた染みる。

作品の世界に入ってしまっていたので、エンドロールで意識を取り戻し、泣いた。
misano

misanoの感想・評価

3.9
普通に考えたら未練がましくて狂気じみてるけど、切なさと愛おしさの勝ち
しゅー

しゅーの感想・評価

5.0
人生ベスト級。
あのとき映画館で観なかったのを後悔してます。

ずっと胸がギュッと締め付けられるような物悲しさ。
日常をひたすら映す長回しカット。
怒涛の展開。
最高の音楽と光。

ラストの切なさ。

たまに観たくなる、何度も観たくなる映画です。
これとスケアストーリーズを取り違いしてました。ややこしい☆
オススメ頂いた後、レンタルショップのパッケージで間違いに気づく…。

幽霊目線で時を眺める。
画面は左右が切り取られていて、まるで絵物語を見せられているかのようで、凝ってますね。
この映画は静けさの間が長くて、まだ何も起こらない始まりですら、何かがこの後起こるような予感をさせるほどだった。
幽霊の見た目はデュケノワの絵本、おばけパーティに出てくるような白いシーツに二つの黒い穴。
幽霊が朝日を浴びて野原を歩く姿は幻想的。
音楽も情緒的で緊張をはらんでいるかのような、時には悲しく、時には不安に。

思念のような魂が解放される時はいつになるのかわからないまま、じっとそこにいる。
ビルの上に立ってる時なんて、何か壮大な感じ。幽霊から見える時の流れ方はまるで走馬灯のようで面白い。
悲しみから始まる話なんですけどね、悲しさよりも暖かい愛を感じました。
窓越しのHelloとHiとか、ラストの感じとかちょっとユーモラスな表現で可愛らしい。絵本のよう。

ルーニー・マーラの透明感が凄くて、彼女の動作をじっと見てるだけでもいい。
kae

kaeの感想・評価

4.5
ずっと気になってたけどなんとなく観てなくて気づいたら2、3年経ってた 
結果、すごく面白かった
わっはっはの方じゃなく視覚と聴覚で感じる系 観てて楽しかった
印象的なシーンがたくさん
そういえばこの映画の主人公の名前最後まで明かされなかった

虹色の反射とか鮮やかな色とかA24映画だな〜と思った

最初、ルーニーが昔からずっと誰かに見られてると言ってるのを聞いてから、実は私たちがあの白い布を被ったあのゴーストで、ゴーストが見ているものがまさに私たちが見ているものだ的なオチを予想してたけどまさかあのゴーストは彼氏だったなんて なんとなくあのゴーストは子供だと思ってたのでびっくり

白い布を被せられて横たわってる彼氏が突然ムクッと起き上がったのびっくりしたけどちょっとシュールだった 完全に自分が死んだことを受け入れられてない感

物語が進むにつれゴーストの布が廃れていって、目の周りがボロボロになってた
それはまるで大量の涙を浮かべて今にもこぼれ落ちてしまいそうな目
最初は私が勝手にそう見てるだけと思ってたけど最後の方のシーンでは、確実に泣いていた あれは泣いてたよ

ゴーストが歩こうがどんな動作をしようが布の下の存在が一切見えないのが良かった
ゴーストというキャラを徹底してる感じ

ルーニーが引っ越しをするのを二人のゴーストが見守るシーン、あのゴーストはどちらも彼氏で、同じ時間の違った世界に存在するの彼氏が同じ場所に居合わせた唱えたい

→彼氏が飛び降り自殺をして、もう一度死んだたまたま中世っぽい年代に行ったのはメモを石の下に隠してたあの小さな女の子、ルーニーの前世の姿で、そこから長い間生き続けてルーニーをずっと見守るようになった説

途中のおじさんの長い話はよく分からなかったけど、どんなに築いた遺産や貴重な産物も時が経てば無意味になるというのは半分同意で半分違うと思う
長い目で見りゃそりゃ残るものなんてこれっぽっちだけれど、それを作った人が生きている限りはその人の中で輝き続けるし、大事なのは長い目で見たときにどうなるかより今その人にとってどうか、だと思う
だけど思い出が詰まった二人の家が無惨に最も簡単に壊されるのは虚しかった
おじさんの言うことがまさにこれだなと思った

ルーニーのメモ、なんて書いてあったのだろう 成仏するに値する言葉、愛してる、とかよりさよなら。かな。。と思ったり 向かい側の家のゴーストも待ち人がもう会いにこないと悟って消えたし。。
向かいのゴーストは何年誰を待っていたのだろう 誰を待ってるか覚えてないって。。

おばけって怖くていつも怒ってる印象だけどこの映画で何故かわかった気がする
こんなに近くにいるのに愛する人には気づいてもらえないし、単純に楽しいことがないから そしてそういう状態が続くと怒りや苦しみといった重い感情が募り続けていつのまにか。。。みたいな
あとメキシコ系?のカルロスは完全にゴースト見えてたと思う

ポルターガイストって気づいて欲しかったり暇だからやるのかな
途中地獄の空気になった劇場内でびっくりするシーンがあり、エェッ!?って声出してしまった。

普通に泣きそうになるし、見てもいいと思う。
Miya

Miyaの感想・評価

3.5
最初は退屈だったんだけどなかなかシュール、そして切ない。。
人間の「思い」は肉体がなくなっても生き続けるんでしょうね。
わたしは信じてます、そういう世界。
めり

めりの感想・評価

2.5
シーツを被った幽霊ですが、目玉の穴の部分で上手く感情を表していてすごかったです。
連投失礼します。

9/20アマプラ週末100円レンタルで借りた3本のうち最後の1本です。
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自宅鑑賞作品、比較的最近作が続きましたが、こちらは劇場非鑑賞期間(2014~2018年)の作品でもありますし、劇場に行ってなくてもちょこちょこ映画情報を仕入れていた中でも特に気になっていた作品でした。
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今でこそA24という先鋭的な作品を連発するスタジオはだいぶ自身にも馴染みになってきましたが、当時はその存在すら全く知らず、観てみたらこれもそうだったんですね。
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私くらいの世代になると、この幽霊のビジュアルはズバリ懐かしき「オバケのQ太郎」を連想させますが、さにあらず。

そうした破壊的なギャグマンガとは一線を画した、そう、何と言うか、心の奥底の琴線に触れるような、優しげで静謐な語り口の一片の詩を読むような、そんな肌触りの良品でありました。
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(以下 Filmarksより転載)
田舎町の小さな一軒家に住む若い夫婦のCとMは幸せな日々を送っていたが、ある日夫Cが交通事故で突然の死を迎える。妻Mは病院でCの死体を確認し、遺体にシーツを被せ病院を去るが、死んだはずのCは突如シーツを被った状態で起き上がり、そのまま妻が待つ自宅まで戻ってきた。Mは彼の存在には気が付かないが、それでも幽霊となったCは、悲しみに苦しむ妻を見守り続ける。

しかしある日、Mは前に進むためある決断をし、残されたCは妻の残した最後の想いを求め、彷徨い始めるーー。
(引用終わり)
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と書くと、そこでお話は淡々と終幕を迎えるように思いますが、ここから一片の儚げな詩が、スケール感のある叙事詩的な様相を見せ始めるんですよね。
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あまり多くは語りませんが、幽霊自身の夫婦自体による少々の衝突もありつつのミニマルで穏やかな生活の軌跡から、人類の飽くなき探求心・冒険心の一端や、あまり仏教に詳しい訳ではありませんがまさに諸行無常の世の中の興亡までをも描き出す筆致。
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でもやっぱり最後は、そもそも幽霊になったきっかけでもある夫婦としての思い出に回帰して、その終焉を迎える。
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ラストの、それこそ無常感とは無縁の、人としての最低限の幸福「人と人との永遠の繋がり」を想起させる、余白的なまとめ方が想定外に刺さりました。
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これもひとつの恋愛ものとして見るならば、やっぱり私は日常の中での好きだ嫌いだ惚れた腫れたよりも、やっぱりこういうファンタジーのオブラートに包んでくれた方が受け入れやすいですし、少しスケールの大きな描き方になる部分は人によっては好き嫌いあるでしょうが、なんだか達観した気分になって世俗の煩悩を打ち払えたような心持ちで、とても心地好い観了感を得ることが出来たのでありました。
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要は嫌いじゃない、むしろ好きですよ。こういう感じ😊
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