shiron

ストロングマン/ストロングマン 最低男の男気大決戦!!のshironのレビュー・感想・評価

-
仲間が6人もいれば、おのずと気の合う人、合わない人が出てくるものですが…
物語が進むにつれて明らかになる人間関係も見所でした。
変に仲良しだと思ったら××だったり
実は嫁の××だったり、さらには嫁の×××がいたり!
そうだったの?!ってことは…。
なるほど。だからあんな態度だったのね。( ̄ー ̄)

相関図を作って最初から見返したくなります。

でも、私の一番のお気に入りは、6人のゲームを見ていてるスタッフ2人の関係性が変化していくところ!
男の魅力は仕事とは別だぜ (*゚▽゚)ノ

独特のテンポに、なかなか笑いの距離感が掴めませんでしたが、終盤に大爆笑!!。゚(゚^◇^)゚。
無駄な漢気と、ツッコミどころ満載な展開がたまらなくツボで、一緒に行った友達に「会場で一番笑ってたかもよ。」と言われるぐらい、爆発笑いをしちゃいました。ぶわはっ!

帰りの道々でも「そう言えば。あそこのあれで、あんなリアクションは無いよなぁww」と、いろんなシーンを思い返しては一人で笑ってしまいました。

見ている最中には、この面白さに気付きませんでしたが、それぞれのメンバーの“リアクション”が秀逸で笑える映画でした。

変なお題で競い合ってる時点で充分子供っぽいくせに、負けたことを素直に悔しがれない…そんな大人の面倒くささが笑えます。
コンプレックスだったり、プライドだったり、嫉妬だったり。
それに気づいた仲間のフォローが、これまた ことごとく不器用で笑える。

そこに複雑な人間関係が絡み合って…。
威厳があると思われていた人の薄っぺらさとか、小者っぷりが露わになったり、拘りは強いけど気の弱い変人に漢気が芽生えたりww

必要以上に辛辣に否定されて、立たされた子供みたいにシュンとなってるオッさんの佇まいにも、思い出し笑い。
ジワリますわ〜( ^ω^ )

試写の後で、ギリシャのエンタメに詳しいGreeceJapan.comの方のトークショーがあり、いろんなお話が聞けたのですが、
ご出演のみなさんは、ギリシャでは知らない人がいない程の俳優さん達で、主役を張るわけではないけども、いろんな映画でお見かけする。いわゆる名脇役タイプの俳優さん達だそうです。
どおりで細かいニュアンス芝居が上手い訳です。

しかし私。。。笑いのツボはわかったけど
結局、誰が優勝して指輪を貰ったのか、わからんかった…。
ダメダメじゃん(^◇^;)

すんません。やっぱ、もっかい観ます(笑)
shiron

shiron