トムトム

夜明け告げるルーのうたのトムトムのレビュー・感想・評価

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)
4.7
大好きな作品。

「夜は短し歩けよ乙女」に続き湯浅政明監督の作品が連続で観られれとは。
絵が動く事が気持ちいいというアニメーションの根源の快感が素晴らしい。
決して本物の様なリアリティのあるアニメでは無く感情や情念に引きずられ絵柄やディフォルメが変化していくので見ていて気持ちがいい。

そして何より音楽や歌は素晴らしいという主張が大好き。
劇中主人公 カイを演じた下田翔大の歌う「歌うたいのバラッド」がいい。
もちろん斉藤和義とは比較にならないレベルだがシチュエーション、感情のノリ合わせて本当に泣けた。

題材的に「崖の上のポニョ」を思い出すがポニョを観ていないので比較はできません。
奇抜な設定ながらストーリー自体はよくある青春モノなので共感はしやすい。

湯浅監督の次回作が原作準拠の「デビルマン」というからに期待せずにはいられない。
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