アガサ

夜明け告げるルーのうたのアガサのネタバレレビュー・内容・結末

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

見方の違いや言葉の足りなさや勝手な気遣いから生まれた誤解が、呪縛のように人々を縛り付けていたとある漁村が、日の当たる場所を取り戻すお話。

とにかくやさしい作品。

心の中のモヤモヤを素直に吐き出せない少年の意固地さが、歯がゆくもあり可愛くもあり、中学生かぁ…と遠い目にもなり。
慰霊祭でのダンスシーンのテンションが異常。いぬ魚になったわんこたちの愛らしさも異常。カイくんに嫉妬するわんこなんなの!反則的かわゆさ!

生命は海から生まれ、海に還るんだなぁ…と思ってしまう老人たちのエピソードもすてき。
少年がいつかどこかの静かな海で、再びルーに会える日がくることを願わずにはいられない。
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