Akinorider

夜明け告げるルーのうたのAkinoriderのレビュー・感想・評価

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)
4.0
奇才・湯浅政明監督作品ですがアニメーションの持つ快楽と監督自身の変態的作家性が音楽の力で最大限に発揮された作品だと言っていいでしょう。
まずアバンタイトルで5億点出ますからね。音楽は主題歌の斉藤和義「歌うたいのバラッド」を軸にしていますが主人公のカイは内気なDTMerだったりしてロックバンド的な音楽だけでなく打ち込み音楽が好きだとかダンスミュージックが好きだという方にもオススメです。中盤のダンスシーンはちょっと凄いと思います。
またこれは美術の力なんですかね?舞台である日無町が魅力的。鉄コン筋クリートの宝町、魅力的じゃないですか?ああいう感じで、ありそうでなさそうな行ってみたくなる感じの街並みで、グッときます。
ただ欠点も少なくない映画だと思います。
脚本というか話の筋が特に後半結構グダグタに感じてしまいます。よくある「いやいや最初からそれやっとけよ!」というやつ。
まあでも子供も一緒に楽しんでみてましたし、深く考えずに体験する価値はある映画だと思います。映画館で観たらもっとよかったんだろうな。とりあえず大きい音で観るといいです。