『夜は短し歩けよ乙女』と同じく湯浅政明監督作品で、こちらは完全オリジナル作品。
実はこの作品の存在を知らなかったんやけど、クチコミ評価の高さといろんな大きな賞を受賞してることで目に留まった次第。
実際クオリティーは高いのでたくさん観て貰いたい。
寂れた田舎の街で心がモヤモヤとくすぶってる少年が、人魚のルーと出会うことで解放されていく姿を青春ファンタジーのような形で描いている。
そこでキーとなるのが「音楽」。
やはり音楽人間としてはこうゆう音楽の無敵感が出てる作品というのは大好きだったりする。
舞台が舟屋の街で、人魚が出るということから水を扱うアニメーション表現が面白かった。
劇中既製の『歌うたいのバラッド』を使うよりオリジナル曲でなんとかならなかったのかという気持ちも半々ある。