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夜明け告げるルーのうたのadagietteのレビュー・感想・評価

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)
4.0
録画を見せてもらった。
成長モノ
親が離婚して 父親にくっついて郷里の小さな港町に戻ってきた中学生男子。
彼の居場所探しからはじまり 海に住む『異界の存在』との出会いと交流があり、自分の世界の常識をおしつけてくる大人と『異界』との板挟みになり、そこで大きな摩擦が生じ ....

....... なんだけれどクライマックス 海が街を飲み込もうとするあの描写は自然災害そのもの。
その中で立場をこえて助け合おうとする姿は 否応無しにいろいろな光景を思い出させる。
そこではじめて もっとずっと前にとるべきコミュニケーションをとるもの達がいて 摩擦や対立とその緩和を象徴する。

荒唐無稽。
でも  観ながら こうでありたいよなぁと ところどころで思う。
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