夜明け告げるルーのうたの作品情報・感想・評価 - 120ページ目

「夜明け告げるルーのうた」に投稿された感想・評価

toganooo

toganoooの感想・評価

4.0
とってもよかった!映像もきれいだし、キャラクターもかわいい。ふふっと笑えるファンタジーの要素もたくさん。子どもも大人もぜったい好きだと思う。歌うたいのバラッド、少年の声でがまた良い!◎最近見たアニメのなかでもいちばん好きかも。
もつ

もつの感想・評価

3.4
人魚と人間が和解していくところで救われた。

思った以上にポニョみは強く、「ポニョ、宗介、好き!」のテンションで来るので見ていて恥ずかしくなるところもあった。英題"Lu over the wall"なんだ…

あと、終始歌うたいのバラッド。
monster

monsterの感想・評価

3.0
主人公が中学生より高校生ぽいなとか、気持ちの変わり方が激しいなとか、ルーにキスされてデレつくのロリコンぽいなとか、勉強して周り見えて無さすぎやなとか、唐突に踊りだしたなとか、違和感を覚えるところは多々あった。
まぁ、だから面白くないと言ってしまうのもあれなので、こういう表現もあるんだなと受け止めはした。夜も短し〜もこんな感じだったな。
でも画力は本当に凄いと感じる。エネルギーが画面からウネウネと溢れ出てきて、うわぁーと圧倒される。
奇抜さだけじゃなくて、湯浅監督を上手くプロデュースして行ける人がいれば、もっと大衆に受ける作品になるんだろうか。そうすると本来の良さが消えるのかな。ちょうど良いバランスの作品も観てみたいな。今回も大衆に寄せたと思うけど、それでもクセが強い。
好き嫌いが分かれそうだけど、アニメはこれくらい独創的なほうが好き。
最近のアニメは漫画っぽいというか、ストーリーもいいし作画はきれいだけどなんか物足りないものも多いので、こういうアニメーションじゃないと表現できない作品は見ていて楽しい。
歌うたいのバラッドが頭から離れない。
色彩感覚、天才
死者との再会はアニメでしか描けない、そんな風に思えるくらい美しかったなあ

ダンスシーン可愛すぎました。

このレビューはネタバレを含みます

『夜明け告げるルーのうた』鑑賞。話の意味わからなさはジブリのポニョ並みだが、わけわからないのにめちゃめちゃ泣けた。最後の「歌うたいのバラッド」はズルすぎる……ルーのかわいさと魚人感もとても良かった。
テーマは家族なのだろうか。主人公のカイは母親に出ていかれ、東京から父親の田舎に引っ越してきた心を開かない思春期の中学生。彼の心の開放は、味噌汁の貝の開き具合に象徴されている。カイと貝のダジャレ感は一周回って良い。舞台となる日無町は漁業と傘を生業とする、太陽が当たりづらい田舎町で、そこに居る若者たちは都会で活躍しようとなんとなく夢想をしている。
カイとバンドを組む友人の遊歩と国夫もまた、家庭に対する不満感を抱いている。また、カイの祖父は幼い頃に母親を喪っており、人魚が犯人だと決めつけていた。その他にも人魚によって恋人を失ったと信じ込んでいたタコ婆も物語の推進役となる。捕らえられたルーをルーの父親は命を投げ出すようにして守ろうとするし、強い家族の絆を感じた作品だった。
憎まれ役だった人魚たちが、最後に町民たちを命を賭けて救う健気な姿にも泣かざるを得ない。そして、人魚たちを襲う日光を護ったのが日無町の名産品である傘であったというのも泣ける設定だ。漁業と傘造りで成り立つ町は、正に人魚と持ちつ持たれつの関係であったと考えられる。
一連の騒動を経て、太陽を遮っていた岩壁が失われ、日無町には陽射しが十分に当たることになるのだが、代わりに太陽に弱い人魚は町を去ってしまう。人魚の居なくなった町で、カイたちはバンドで売れるという漠然とした夢を見がちな子どもから、具体的に自らの道を歩み始める。こういう成長譚は本当に良いよなぁ、低気圧で不調だったけど元気が出た。ありがとう!
素直なファンタジー作品、なにより音楽がよい! 冷静に観てたはずが、気付いたら感情移入して最後の山場でぽろぽろ泣いてた。
チー

チーの感想・評価

4.0
「歌うたいのバラッド」は単なる添え物テーマソングかと思ってました。ズルい。
お子さん連れて観る親御さんが増えるといいな。なかなか増えないな。
アニメって凄い!!
絵だけでなく、動きだけでなく、ストーリーだけでなく、音楽だけでなく…。
それも意図的に抽象的にすることによってうまれる躍動感や表現力。
今まで観てきたアニメ映画で一番よかったかもしれない。
湯浅監督の作品はどれも好きだけど、これは傑作「四畳半神話体系」シリーズを超える作品だと思う。

細田守作品や、「君の名は」もそうだけど、キャラクターの魅力&1枚絵として観た画面の力が人気(ボクも大好き)だけど、やっぱり画面全体が躍動しているルーがNo1だ。

最近は、「かぐや姫の物語」という圧倒的に"動く"アニメがあり、あれも最高だったんだけど、純粋に涙枯らすくらい泣いたこの映画をNo1と呼びたい。

3回観たけど、観るたび新しい発見があり、脚本の緻密さ、前振りと回収、行き届いた画面の構築は見事としかいいようがないでしょ。

蓮実的にいうと「この映画の誕生を心から祝福したい」