夜明け告げるルーのうたの作品情報・感想・評価 - 157ページ目

夜明け告げるルーのうた2017年製作の映画)

上映日:2017年05月19日

製作国:

上映時間:113分

3.8

あらすじ

寂れた漁港の町・日無町(ひなしちょう)に住む中学生の少年・カイは、父親と日傘職人の祖父との3人で暮らしている。もともとは東京に住んでいたが、両親の離婚によって父と母の故郷である日無町に居を移したのだ。父や母に対する複雑な想いを口にできず、鬱屈した気持ちを抱えたまま学校生活にも後ろ向きのカイ。唯一の心の拠り所は、自ら作曲した音楽をネットにアップすることだった。 ある日、クラスメイトの国男と遊歩に…

寂れた漁港の町・日無町(ひなしちょう)に住む中学生の少年・カイは、父親と日傘職人の祖父との3人で暮らしている。もともとは東京に住んでいたが、両親の離婚によって父と母の故郷である日無町に居を移したのだ。父や母に対する複雑な想いを口にできず、鬱屈した気持ちを抱えたまま学校生活にも後ろ向きのカイ。唯一の心の拠り所は、自ら作曲した音楽をネットにアップすることだった。 ある日、クラスメイトの国男と遊歩に、彼らが組んでいるバンド「セイレーン」に入らないかと誘われる。しぶしぶ練習場所である人魚島に行くと、人魚の少女・ルーが3人の前に現れた。楽しそうに歌い、無邪気に踊るルー。カイは、そんなルーと日々行動を共にすることで、少しずつ自分の気持ちを口に出せるようになっていく。しかし、古来より日無町では、人魚は災いをもたらす存在。ふとしたことから、ルーと町の住人たちとの間に大きな溝が生まれてしまう。そして訪れる町の危機。カイは心からの叫びで町を救うことができるのだろうか?

「夜明け告げるルーのうた」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

大好物。
御影岩が思春期の主人公の前に象徴的に立ちはだかり、出会いが、音楽が、つながりを求める感情が、やがて壁を打ち砕く。
だがそこに貢献したはずの人魚は消え、後には主体的に将来を描く主人公が残る。
善悪に分かつのが困難な大人の世界に対し、それでもどこかにいることを強いられる主人公の葛藤。
その葛藤が嵐のように過ぎ去り、主人公が成長してしまっても純粋さの象徴として「人魚」は残るのだろう。
冒頭からたびたび登場するSNSは、今作においては現代性を示すとかいったものよりももっと積極的な意味がある。
それは思春期にこそ顕著な自己顕示欲を表すメディアとして重要な役割を果たし、劇中のスマホの紛失や返却にそこに込められたポジティブな意味を感じる。
祝 アヌシー国際アニメ映画祭 長編グランプリ受賞!!

本当に最高の映画なので、色んな映画館で再上映されて欲しい。

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最高!今年観た映画で初めて泣きました。論理的でない理由のない涙。感情の高まりを抑えきれない涙。
もう、全編通して愛だらけなのですよ。キャラクター1つ1つの愛。湯浅政明監督が作品全体に込める愛。
ちょっとラブシーンはあるけど、これは親子でこそ観る映画ですよ!お子さんは物語の意味は分からなくても感覚的に楽しめるし、大人は大笑いしながら号泣しちゃいます。
とにかく「ルー」が可愛すぎる。子供の頃のモアナも可愛かったし、当然ポニョも可愛かったけど、超越して可愛い。よく見ると造形はアレなのに存在そのものが可愛い。だから彼女に起きるアレコレに心がグワングワン揺さぶられる。
湯浅政明節、ここに極まれり!と言った画づくりで、もう快楽を超えて悦楽の領域に。ドラッグですよ、映像ドラッグ。
当然、森見原作の湯浅政明監督作品も好きだけど、キャラクター原案に縛られない(とはいえ、今回もねむようこさん原案だけど)分、デフォルメも激しく、もう人としての造形を維持してないもの多数。それが他では決して味わえない映像体験。
扱うモチーフから3.11を想起せざるを得ないけど、やはり5年経った今というタイミングは大きいんじゃないだろうか。個人的には、おじいさんのエピソードに鎮魂的な意味を受け取った。
音楽が見事に映像に噛み合ってたのはもちろん素晴らしいんだけど、あれだけ擦られても飽きさせない『歌うたいのバラッド』の曲としての完成度よ。でも、本人が歌うのより劇中の方が好きだったりw
客寄せに有名俳優やタレントをほぼ声優に使うことなく(谷花音ちゃんは彼女にしか出来ない声を表現したと思う)ひたすら、湯浅政明監督のとんでもないセンスを信じて製作した東宝とフジテレビの心意気!これからも湯浅政明監督のオリジナル作品をもっと観たいので、是非、何をおいても映画館で鑑賞をば!この世界に溶け込めるのは映画館ならでは!
かもじ

かもじの感想・評価

5.0
面白かった!とにかくルーがかわいい!あと、おちゃらけてて実は一番大人な考えをもってるクニオくん好き!ずっと遊歩一筋でいて欲しいな〜〜

ねむようこさんの絵が好きだからカイくんのキャラデザもつぼでした

前半はきれいにまとまってる感じがあったけど、途中からどんどんお話が加速していって画面がはちゃめちゃになっていくのが湯浅監督ワールドで楽しかった!くにおパパ、樋口先輩っぽいwww
テンションが高くて、シリアスな場面かと思ったらクスッと笑える要素がある湯浅監督の映画すきです…

思わず泣いちゃったシーンは山場のうたうたいのバラッドのところ!鳥肌たった!おじいちゃんのところも…あと犬のところ…ソラン…( ; ; )保健所の映像って映画ではじめて観たかも、すごくドキッとしたというか、衝撃があった

おばあちゃんの人魚絶対殺すマンってかんじも良かった、緊迫のシーンでした

あとyuiが好きだから劇中歌に使われていてうれしかった!

自分がどんなことをしていても優しく見守ってくれている人が居るってことを忘れないようにしようと思う…

ルーとカイがまた再会することを祈って…
気持ち悪い。吐きそう。
何も得なかっただけじゃなく、何かを失った気がする。

何もわからない。映画に対して一種のトラウマを覚えた。

そして、こんな感想を抱くことが幼い子供をタコ殴りにしてることと同じような気がして、いけないことのような気がしてくる。

すごい。

一生わからない。
だからこそ、見れて良かった。
yuriko

yurikoの感想・評価

4.3
表現が好き。
湯浅さんやな〜と思った(当たり前)
濃いキャラクターがいっぱいいた。
好き!おもしろかった!!
かず

かずの感想・評価

4.0
夜は短し歩けよ乙女に続き湯浅監督の作品ということで鑑賞。

歌いたいのバラードは何回も劇中に出てくるけど、本当に良い歌。
挿入歌は大体良かった感じ

「本当のことは胸の中にある」
この言葉が響く。
楽器弾けないけど、音楽やりたいな〜なんて思った。
「君の好きは僕を変える」この言葉の通り

ルーのパパが助けに行くシーンだったり、曲に合わせて皆がダンスしてるシーンだったり、躍動感ある所は凄い!

失った人たちと再会するシーンだったり、所々でグッとくるシーンが多かったな。
モチーフの傘も良い!

ただ、ラスト15分の展開の早さにはついていけなかった…。

映画って良いな!って改めて思わせてくれた…そんな映画。
個人的には夜は短しより好きかな
ジム

ジムの感想・評価

3.5
目の前の映像にドップリ浸かることがこの作品を愉しむ秘訣だと思う。ストーリーは気にしてはいけない。
たそ

たその感想・評価

5.0
【今年暫定ベスト】
最高‼︎
脚本、映像表現、音楽などなど、どれが欠けても成り立たなかった作品‼︎
歌うたいのバラッドが流れるタイミング良すぎ‼︎
映像表現凄すぎ‼︎
ルー可愛いすぎ‼︎
ラストは泣きすぎて溺れるかと思った‼︎笑笑

好きっていうのは簡単じゃない、でも敢えて言おう私はこの映画が好きーーーーー‼︎‼︎

湯浅監督がいれば、
アニメの夜明けは近いぜよ‼︎
eri

eriの感想・評価

3.4
タイトルの「ルーのうた」っていう歌の想像が思ったより違ってかなりポップでおどろいた!(笑)絵のタッチが可愛くてポストカードにして手元に置いておきたい感じ。カラフルな傘がキレイだった
hal

halの感想・評価

3.4
劇場にて。

綺麗な湯浅監督。やはりアニメーションを感じる。これぞアニメ!

scienceSARUのアカウントでFlashによるメイキングがツイートされてるの見返すとほんとこれFlashでやってんのかと狂気を感じる。ダンスシーンは喝采するほかない。あと料理の作画がお腹空く

パパの声、バンジョーとカズーイで聞いた。けっきょく活け作りはなにがしたかったんだ…お茶目なパパか

なぜかルーの顔を思い出そうとすると一回むろみさんを経由して行き過ぎてポニョにいってからルーに辿り着く

監督独特の幻想世界のドラッギーでトリッピーな妙味は怪作マインドゲームよりかなり抑えめだが、キめてないと描けないようなクレイジーさはやはり抑えようもなかろう。天才だ