ポールダノ初監督作品。
「これから僕たちはどうなるの」
小さな田舎町に引っ越してきた一家。母親は専業主婦、父親はゴルフコーチ親子3人で幸せな家庭を築いていた。
だが父親が失業してしまったことで徐々に家庭は崩れていく。
後半になるにつれて家族がバラバラになるのは見ていて心が痛かった。
ジョーはどんどん孤独に一人ぼっちになる中自分の将来なんて考えられない。これから自分はどうなるんだ。
最後は遠い街に行ってしまった母親が会いに来る。ジョー自身にとって家族3人で夕食を食べ、団欒する。そんなひと時が幸せだったんだと。もう前のようには戻れないけどこの幸せな時間を残しておきたいと写真を撮る。
心は痛いけど良い作品でした。
ジョーのカットが多い中、演技1つで感情がわかる素晴らしい演技でした。