「山火事は悪いことだけじゃない、再生されるんだ」というセリフが終わりで生きてくるなんて…。もう少しちゃんと聞いておけばよかった。(同級生の女の子のセリフも振りかな?)
キャリーマリガンの目の演技が元々好きなんだけど、この作品でもとても光ってた。涙目の美しさたるや。
息子役のエドオクセンボールドも多く語る役でないのに、家族でいるときの穏やかな表情や最後の凛々しさが自然と表されていてとても惹かれた。
男性には男性の女性には女性の欲や願望があって、大人になるにつれて隠そうとするんだけど、やはり人間…些細なことがきっかけでそれが抑えられなくなっちゃうんだなと、痛々しいけどわかる気がした。
とても静かに進んでいく映画で、邦画みたいな時の流れを感じた。映像も綺麗だったし、エンドロールを観ていて、クラリネットっていいなーって思った。