壊れゆく家族、それを見つめる14歳の息子ジョー。
この映画は息子の視点から父と母の行動を見つめていく。
ジョーの気持ちを考えると辛いシーンが多く、普通ならグレてもおかしくない環境だけど、ジョーはどちらの気持ちにも寄り添い、両方の味方になるどこまでも優しい子。
ジョーが見つけたバイトは小さな写真館。
自分の家庭が崩壊していく中、知らない家族の幸せな写真を撮る時の気持ちは計り知れない。
ジェイクとキャリーそしてジョーを演じたエド・オクセンボールド君3人の演技が光っていた。エド君の感情をうちに秘めた演技、真っ直ぐに見つめる目が印象的で凄く良かった。
家族の在り方を考えさせられる作品でした。