ワイルドライフの作品情報・感想・評価

「ワイルドライフ」に投稿された感想・評価

Mariina

Mariinaの感想・評価

3.8
主に息子目線なのが印象的。
ポールダノ自身だったりするのかな。

観る人によっては自分の家族と重ねてしまって思うところいっぱいあるけど、まぁ色々あるけど家族だしな…て。

全体通してブルーが多くてキレイな景色。
最後の写真のとこ泣いた。
ジョーが、とても優しい子。
en

enの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

ラストの写真館のシーンは前向きな終わり方だというふうに感じた。

今までずっと正しいと信じてきた親という人間の“正しくない”ところを続けざまに見てしまったら、そりゃ逃げ出したいだろうな。
それでもラストのジョーは、許す、ということができているのかなと思った。人を許せたら自分も楽になれる、つらい気持ちから開放される、なんてたまに聞くけれど、こんな感じのことなのかな。そしてきっと親同士もいつかは……と思わせてくれる良いラストでした。
PRIO

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3.4
家庭を顧みないで仕事をフラフラする父と、夫が出ていってしまい、既婚の子持ちであることを放棄し不倫をする母。

ごく普通の幸せな家族であったはずなのに、物語が進むにつれてズブズブと亀裂が入っていくのが苦しい。

14歳の息子からの目線で映されるが、多感な時期の少年がこの状況を目の当たりにしたらグレてもおかしくない。
にもかかわらず、冷静な目で2人のドタバタ劇を見つめる息子は、両親より大人かもしれない。

幸せの瞬間を切り取る写真に、関係が壊れてしまった3人の家族写真をおさめたのはなんとも切ない。
本能のままに生きる野生動物のようになってしまって戻らない父と母を何とかして元に戻そうとして頑張るジョーが切ない。
男と女がすれ違いだして、原因も対策もなんとなくわかっているのに、もうこれはどうにも元通りにはできませんってお互い譲れなくなっちゃう感じって一体何なんでしょうね…子供が生まれて、親になれば人間はもう少し理性的な生き物になれるものかと思っていたけど違うんだ…絶望じゃん…

幸せな瞬間をあとに残すための記念写真で、壊れた幸せを写すシーンは泣けた。

19-125
吉村泰

吉村泰の感想・評価

3.8
こんな時、子供は無力。
だけど健気でいる事が家族にとって唯一の救い。
ぽん

ぽんの感想・評価

3.6
不倫に子供を巻き込むなよなあ、あんな開き直ってされたら私吐き気しかしないよ
ジョーは良い子だね。
(『COLD WAR』の所で述べた。最近珍しいくらいの、おずおずした調子ながら、正確で温かく歪みのない貴重な秀作。)
paman28

paman28の感想・評価

3.0
→水曜日の凱歌
ポスターと内容が合ってない
タイトルと内容も合ってない
主人公は少年だよ


なんでこの2本立て?
編成者を疑う
プールの水で山火事が消せたとしたら。
彼はその様子をカメラに収めただろうか。
焼け焦げた森林の再生と、立ち上った煙霧の消去には時間が要る。
無論、消火に際した水の濾過にも。
シャッターを切る頃合はいつになるだろう。

スクリーンを飛び出さんばかりであった三人が、結局はファインダー越しに捉えられた一処に留まらなければならなくなってしまった事実は何とも言えない悲しさを携えている。

夫婦というのは署名と捺印を以てしての契約関係なのかもしれないが、親子となるとそうはいかない。子供にとって、親とは信頼の絶対的な対象でなければならない。見られなければ良いのかというそういう問題でもない。鉢合わせした瞬間に張り手が飛ぶなんてことはあってはならない。欲を言うなら夫婦関係もそうでなくてはならないとさえ思う。

ジャネットの失墜は紛れもなく冬物語のリオンティーズ宛らの有様であり言語道断。
同性としてジェリーの肩を抱いてやりたくもなるが、本人には滾る信念があったにせよ、残されて行く家族にどうしてもっと想いが及ばなかったものか。
14歳という年齢は、親を反面教師にするには余りにも若い。

「軽蔑されても仕方ないわ」

当たり前だろう。
だけど、その一言さえも子から見れば己の保身に奔走する惨めな親の姿にしかならない。子は親を選べないと、三行半にも満たない刺青を子供の心に彫ったと思え。
うっすらと火傷を負ったであろうその足の痛みは生涯忘れて欲しくはない。
俯けば、引きずれば、許してくれるなんて思って欲しくはない。
あなた達がジョーに与えた傷はそれだけ重くて深いのだ。
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