字幕鑑賞。
2021年76本目。
名優ロバート・レッドフォードの引退作。
彼が最後に演じるのは、16回の脱獄と銀行強盗を繰り返した実在する人物。
犯罪手法は一切の銃火器を使わないスマートで紳士的な方法。
レッドフォードだからこそできた絶妙な配役。落ち着いた雰囲気と渋い表情がたまらなくカッコいい。
劇中流れるJackson C. Frankの
【Blues Run The Game】がこれまたゆったりした曲調で渋い感じがマッチする。
犯罪をしていることは決して褒めるべきことではないが、1度きりの人生スリルを楽しむ主人公フォレスト・タッカーの姿が魅力的だと感じた。
映画では知ることのできなかったより深い体験談を映像だけでなく本などでみてみたいな。
兎にも角にもロバート・レッドフォードの最後の引き際はとてもダンディ。
【楽に生きるなんてどうでもいい、楽しく生きたい】by フォレスト・タッカー