健多郎

劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディングの健多郎のレビュー・感想・評価

4.0
知らずとも互いを想い合う親子のはなし

この映画、仮面ライダーの映画としてはとても勇気のいる構成になってます
仮面ライダーのメインターゲットはもちろん小学生くらいまでの男の子なのですが、本作で主人公になるゲストキャラは、難病を患った小学生の女の子とその父親
小学生の女の子…、同世代の男の子達が最も感情移入しにくい相手です
メインターゲットを置いてけぼりにしてしまう可能性を残してでも本作が描きたかったテーマは親子愛
それもただの親子愛ではなく、顔も知らない父を想う娘の愛と、娘と共に背負うべき重圧から逃げ続けた父の贖罪
バトルシーンはともかく、ドラマシーンは完全に大人向け(しかもとても面白い!)
こんな勇気のいる構成にし、なおかつ成功させたスタッフには拍手を送りたいですね

バトルシーンはもちろんメインターゲット大喜びのドッカンドッカンな内容でしたので、そこを蔑ろにしていない点も高評価です
個人的には壇黎斗神が普通に正義のヒーローみたいなイイヤツっぷりを発揮してて笑っちゃいましたけども
仮面ライダースナイプに変身する花家大我ってキャラが出てきた瞬間に近くの席の男の子が
「大我あああああ!!!大我出てきたあああああ!!!」
と立ち上がって大喜びしていたのがとても微笑ましかったです
やっぱ子供に愛され、応援されてこそヒーローだよね