ゆず

インナー・ワーキングのゆずのレビュー・感想・評価

インナー・ワーキング(2016年製作の映画)
3.1
「モアナと伝説の海」の同時上映のショートアニメ。ルーチンワークにどっぷりハマって毎日が全然充実していないサラリーマン、その体の中では、脳ミソの絶対的な命令の下で心臓(ハート)が悲鳴を上げていた…という設定。まあ要するに、心を解放して時には思うままに行動することで、人生は明るく楽しいものになるよ♪という、大人へ向けたメッセージが込められたアニメ。

ただひとつ大きな不満は、理性担当が脳ミソで、衝動担当が心臓(ハート)ということ。心を縛り付けてはいけない、心を自由に、というテーマは分かるけど、心臓は血液を送り出す器官でしかないわけで。衝動も自制心も脳ミソの働きで、脳ミソの中で二つの意見が戦ってるわけだよね。体を透視して脳ミソと心臓を戦わせてもなんにもならないと思う。いや、こんなこと書くの大人げないと分かってはいるけれど、心のままに書かずにいられなかったんです。レリゴー、レリゴー♪
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