中身は置いといてシネマトグラフィーが好み。自己主張が激しくて他人を顧みないGabiがすごく苦手だった。ティーンエイジャーにしか見えなかったのとどう足掻いても孤独なGabiが哀しかった。Martinはもうちょっと普遍的な存在。キャストそれぞれがそういう人いるよねって感じで、人生を模索して自分なりの答えを出してる。誰の考えを否定するでもなくただそうあるのみって感じ。ソーシャルメディア世代に向けた作品としてはドラマチック且つまあリアリティもあり。すぐに繋がれるこの時代の人間関係は脆くて疑問だらけ。あえて倫理観の壊れたストーリーは、奇妙で「え、ありえない無理」みたいな拒絶を含め、現実を浮き彫りにしたと思う。
