桃龍

羅生門の桃龍のレビュー・感想・評価

羅生門(1950年製作の映画)
3.5
2019-02-17記。
『羅生門式調査手法(Rashomon-like technique)は、社会調査の手法のひとつ。被調査者の家族に対するインタビューにおいて、家族の生活史で起こった事件に対し、家族の成員別々に独自に語らせる。』とwikipediaにある。それ先に言っといてや~。
初めてこの作品を見た時、登場人物それぞれなんか違うこと言ってるし、セリフ聞き取りづらいしでダメだったが、そういう画期的な手法だったのね。

2021-09-12追記。
〈デジタル完全版〉を観賞。
字幕表示にスコア0.5プラス。音質の問題ではなく、漢字や意味が分からないために聞き取れないセリフが多かったから。
デジタル修復以前に、なぜDVDに字幕表示がなかったのだろう。聴覚障害者のためにも、すべての邦画のディスクには日本語字幕を付けてほしい。
もちろん画質も良くなって、内容が理解しやすくなった。
だからといって、やっぱり評判ほどの傑作ではないと思うけどね。
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