ヘビメタおやじ

羅生門のヘビメタおやじのレビュー・感想・評価

羅生門(1950年製作の映画)
3.5
1517本目。決して楽しい作品ではありません。しかし、この緊張感を生み出すのは、才能というしかないと思いました。世界の黒澤ということでしょう。わざとらしいと思ってしまうような生硬な演出でありながら、リアリティーを感じてしまいます。京マチ子さんの演技が素晴らしいです。「藪の中」が原作なので、真実がスッキリ明らかにならないところがテーマとはいえ、スッキリしたいです。