エアール

ドント・ノック・トワイスのエアールのレビュー・感想・評価

ドント・ノック・トワイス(2016年製作の映画)
3.5
母から娘への深い愛…
さあ〜娘を邪悪な”それ”から救うことができるのか


9年前
母親 ジェスは薬物依存に陥り
まともに子育てができる状態ではなかった。
まだ幼い娘 クロエへの影響を考えて、また自身の更生のためにも
ウッドマンハウス孤児院にクロエを預けることに…


現在
過去の自分を捨てて
芸術家として立ち直ったジェス。
以来疎遠となっていたクロエの養育権の申し込みを希望、
母娘の関係修復を図ろうとするも
クロエは拒絶する
ーー幼い娘にとって
母を必要としていたときに
母がいなかったことがどれほど辛いものか…
母娘の間にできた溝は簡単には埋まりそうにない…


さらに
クロエに降りかかる厄介ごとがひとつ
ーー同じ孤児院にいる良き友 ダニー。
とある夜
彼とクロエは施設を抜け出しとある廃墟へ
ーーこの家の元持ち主 老女のメアリー・アニノフ。
人との交りを避けて
家から出ようとしなかった、その不気味さから魔女の異名をもつこの婆さんは
もうこの世にいない人、
自殺を図ったから。

メアリーが死んでから
この廃墟に纏わる都市伝説がある
ーー婆さんは悪魔の奴隷、
が死んでしまったもんだから
誰も悪魔を世話する者がいない
だから誰かがドアをノックするまで
中でじっとその時を待っている
1回目のノックで”ヤツ”が目覚める、
2回目のノックで奴隷が死から蘇り
ノックした者をつきまとう、永遠に…


都市伝説なんざ嘘っぱちに決まってる…
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