19世紀、南北戦争時代に生きた詩人のエミリ・ディキンソン。
今からたった130年前の話なのに、人々はローソクの明かりで生活をし、家族に看取られながら家の中で亡くなっていく。
そんな今のこの時代と…
“We outgrow love, like other things / And put it in the Drawer―”
愛も服と同じように着古され
引き出しにしまわれる
いつかアンティーク…
彼女の中に自分に似たものを見てしまった。何より映像がとにかく美しくて、その中で生きる人々のやるせなさや僅かな喜びにとにかく惹きつけられた。うーん、あんまり評価高くないみたいだけどわたしはとっても好き…
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淡々と、美しい映像によって物語は進む。
彼女の精神性に何度も共感した。
些細な日々のひとコマが彼女の感性のなかでどういう風にとらえられていたのかが少しだけわかる。
尖りすぎた高潔さで、どれだけ…
史実に沿っているのかもしれませんが、終わり方が苦しくて、例えば彼女の好きなユーモア風味の辛辣さと率直さに合うような、強くスパッと終わらせることはできなかったでしょうか。絵はとてもきれいでした。特には…
>>続きを読む詩のための映画のよう。所々ボイスオーバーで読まれる詩は、監督の解釈で挿入してるのかな?
I’m nobody の詩を赤ちゃんに読み聞かせているシーンは、特に不思議な解釈に感じた。帰属意識のない新生児…
大好きな詩人エミリー・ディキンソン。その伝記映画ということでずっと観たかった映画。ようやく観れた。
ただエミリー・ディキンソンって引きこもりだったから劇中もほぼ家の中。会話がメインの映画だったのか…
このレビューはネタバレを含みます
南北戦争の頃に実在したエミリ・ディキンスンという女流詩人の話。
私にとってはかなり退屈な映画だった。
主人公の女性の具体的なエピソードが少なすぎて伝わって来るものがあまりない。
若い頃寄宿舎にいた…
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