オモロイなぁ。見てる黒澤明なら一番好きかな。
複数の証言が食い違っていくと聞いた時は複雑な映画かなとも思ったりしたけど、見てみると最後に恐らく一番客観的であろう実質的な答え合わせパートが合って、コミ…
このレビューはネタバレを含みます
私は、黒澤明監督の作品を初めて見ました。この映画は、1950年に公開されたもので、当時の日本は民間ラジオ放送が始まったり、朝鮮戦争が勃発したりと、大きな変化の時代でした。そのような中で、このレベルの…
>>続きを読む今まで昔の日本映画は食わず嫌いしてたけど面白かった!これが世界のクロサワか!完全に良さを理解できてない感はあるが!
無骨な単調さとか何となくシュールな感じとか、人間の愚かさを皮肉ってる感じが日本文学…
あれ?期待してたのにあまり面白いと思えなかった。
ひとつの出来事を4つの目線で振り返るという構造そのものにより過ぎていて、演者たちの感情的な演技とは裏腹に、終始ドライな見方をしてしまい、心が動かな…
DVD📀所有。1950年黒澤明監督作品。黒澤明、橋本忍脚本。芥川龍之介の小説「藪の中」原作。三船敏郎30歳、志村喬、京マチ子、森雅之(有島武郎の息子)、千秋実主演映画。
ある侍の死に立ち会った、男…
七人の侍の時もそうなのだが、雨の描写が圧倒的すぎる。それは一重に白黒故の静謐さが作用しているのかもしれないが、きっと言葉では言い表せないなにか圧倒的なものなのだろう。
冒頭の羅生門のインパクト…
それぞれの主観や見栄が入り込んでいて、人の証言の信憑性の薄さと欲望を感じる
芥川龍之介の『藪の中』と『羅生門』を元にした時代劇でありながら食い違う証言を聞いてく感じは若干ミステリーっぽさを感じた
…
モノクロなので光と影の陰影がハッキリ出ていて登場人物の心情が分かりやすくなっているように感じた。
各々が自分大事さに嘘をついて曲がってしまった事実の差異が面白かった。結局誰もが手前勝手だけどそれを省…
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