サンダーブレーク!!
ブレストバーン!!
グレートブーメラン!!
アトミックパンチ!!
ドリルプレッシャーパンチ!!
ネーブルミサイル!!
マジンガーブレード!!
ダブルマジンガーブレード!!
バックスピンキック!!
ニーインパルスキック!!
グレートタイフーン!!
そんでもってグレートブースターは承認不可って(汗)
冒頭、いきなりのグレートマジンガー必殺武器の連べ打ち!
機械獣軍団の復活に、剣鉄也とグレートは行方不明に・・・
そして、兜甲児がマジンゴー!!してからは怒涛のマジンガーZ無双開始!
光子力ビーム!!
ロケットパーンチ!!
大車輪ロケットパーンチ!!
アイアンカッター!!
ミサイルパンチ!!
サザンクロスナイフ!!
スクランダーカッター!!
ルストハリケーン!!
冷凍光線!!
ドリルミサイル!!
ブレストファイヤー!!
メジャーなのからマイナーなのまで懐かしの機械獣たちがあっという間に爆破四散!
強い、強いぞ!ぼくらのマジンガーZ!!
メインを張る機械獣は、やっぱりガラダK7とダブラスM2!
なかなか頑張るがマジンガーの敵ではないのでありました!
そんな血湧き肉躍るバトルシーンは、そりゃおっさん世代にはたまりませんわ。
あえて注文つけるなら、ミネルバXも出てきてロボット恋愛劇をもう一度観たかった気もするけど、当然そんな尺の余裕はないのであった。
ラミアQがセリフに出てきたり、博士の遺影が出てきたりとファンが喜びそうな小ネタをはさみつつ、「これだよ、これ!」と「これじゃないんだよな・・・」が微妙に同居しておりました。
往年のテレビアニメ及びコミック版のインターバルピースを読んでいないと世界観が分かりづらかったり、変に日産のCM化しているのが気になるし、正直いって美少女ネタはあまり必要ないようなと思ってしまったり。
量産型マジンガーがガンダムみたいにライフルを武器にするのも違和感あったなあ。スーパーロボットなんだから内蔵兵器で勝負してほしかったです(ザンボエースは別ですよ)。
ボスボロットは安定の小学生向けギャグメーカーのまんまで良かった良かった。
それにしても、ボスたちだって世界を救うためにボランティアで戦った一員には違いないのに(勝手にやっていたとはいえ)、ちょいと冷遇されてやしませんかね。
ボスたちのおかげで倒せた機械獣もいたのに・・・。
それにしても、リサは完全にファティマだし、クライマックスはほぼほぼウルトラマンティガの最終回でしたね。
世界中みんなの協力で光る巨体になってドつき合う。
同じじゃん!
ドクターヘルが思いのほか高尚なことを言い出したのは驚きでしたし、単純ながらやたらとスケールだけはデカいストーリーは、これはこれでおっさん世代にも今の世代にも受け入れられやすいものだとは思いました。
しかしながら、基本的にはマジンガーの世界観をちょいとリアルに装飾しつつ、テレビアニメのその後を描く完全に往年のファン向けの内容なので、これ観て今からマジンガーシリーズにハマる若い世代ってそこまで多くないような気はします。
スーパーロボットアニメを新鮮に感じる若者よ、来たれ!ですけど、逆にいえば「スーパーロボット大戦」に最近のロボットアニメが参戦しても分からないオヤジに「カビ生えたようなのは放っといて最新のロボットアニメを観ろよ!」と強要するようなものなので、本作はおっさん世代が懐古趣味で観て、水木アニキ渾身の「ゼ〜〜ット!!!」が炸裂するOPで拳を振り回しながらヘッドバンキングするのが正解な超合金映画ということでまとめてよろしいでしょう。
そういえば、マジンガーZは韓国製だ!と主張する韓国の方ってまだまだいるのでしょうかね ?
劇場(丸の内TOEI)にて