トノモトショウ

オン・ザ・ミルキー・ロードのトノモトショウのレビュー・感想・評価

2.0
年齢を重ねたモニカ・ベルッチと、クストリッツァ自身が演じるキャラクターが、物語の瑞々しさに合致していない。動物達が縦横無尽に動き回り、細かなアイテムにまで気を配った前半はともかく、ただ逃避するだけの後半は妙なファンタジー描写のせいもあって、まったく訳が分からない。テーマに対する演出が追いついていない。