ゆうと

オン・ザ・ミルキー・ロードのゆうとのレビュー・感想・評価

4.2
悲哀があるからこそ歓喜がより輪郭化され、幻想があるからこそ現実に対する渇望が浮かびあがってくる。その対比はクストリッツァの作品によくみられるもので、それがこの監督を好きな理由のひとつだ。今回の作品もおなじみのバルカンブラスパーティーのシーンがあったが、そのなかにも悲哀が感じられる。クストリッツァ作品をまた見返したくなった。
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