horry

オン・ザ・ミルキー・ロードのhorryのレビュー・感想・評価

3.0
『オン・ザ・ミルキー・ロード』という少し甘いタイトルとは裏腹に、ボスニア内戦を連想させる暴力的な世界に、宗教的な寓話が散りばめられている。
ユーモアも、バルカン・ミュージックも、美しい風景や動物たちも、『黒根猫・白猫』『ライフ・イズ・ミラクル』『ウェディング・ベルを鳴らせ』と同じだ。
しかし、何の希望も感じられないエンディングに言葉を失う。クストリッツァはもう自分のユートピアに閉じこもってしまうのだろうか。つらく、寂しい気持ちになった。